マルウェアは企業が直面する最大の脅威の1つであり、マルウェア全体の約3分の1がインターネットやメール経由で侵入する現在、企業も消費者も自分たちを守る手段を必要としている。最高のインターネットセキュリティソフトウェアにはさまざまな形態があり、より大きな問題を引き起こす前にマルウェアを特定して阻止するために必要な保護を企業に提供する。本ガイドでは、インターネットセキュリティスイートの主なカテゴリーを取り上げ、それぞれの代表的な選択肢をいくつか紹介する。
インターネットセキュリティソフトウェアの種類とは?
ウイルス対策ソフトウェア

ウイルス保護ソフトウェアとも呼ばれるウイルス対策ソフトウェアは、最もよく知られたサイバーセキュリティソフトウェアの種類の1つだろう。パソコンで77%、モバイルデバイスで24%の成人が利用している。もともとはマルウェアやコンピューターウイルスの検出・除去を目的に開発されたが、現代のウイルス対策ソフトウェアは、ランサムウェア、ブラウザー攻撃、キーロガー、悪意のあるWebサイト、さらにはフィッシング攻撃への対策も可能になっている。ほとんどのウイルス対策ソフトウェアはシグネチャベースの検出を使ってマルウェアを特定するため、既知の脅威からの保護に優れている。しかし最近では、大手ベンダーの多くが一般消費者向け製品にも機械学習ベースの検出機能を追加しており、予期しない挙動などの兆候から脅威を特定できる。
無料のウイルス対策ソフトウェアは、更新されていなかったり、サービスの頻度が低かったりする場合がある点には注意が必要だ。そのため、機密データを扱うことが多い場合は、ウイルス対策に料金を支払う必要があるだろう。
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ウイルス対策ソフトウェアの主な機能
ウイルス対策ソフトウェアを選ぶ際は、少なくとも次の機能を備えたツールを探そう。
- リアルタイムスキャン
- 自動更新
- 悪意のあるコードの自動削除
- 脆弱性検出
- スケジュールスキャン
- 暗号化
- 個人情報盗難対策
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消費者向け最高のウイルス対策
デバイスに確実なウイルス対策を求める消費者は、次のツールを検討するとよい。
- Norton Security Antivirus Plus
- Microsoft Windows Defender
- Avast Antivirus
- Webroot SecureAnywhere Antivirus
- Bitdefender Total Security
- Sophos Home
企業向け最高のウイルス対策
大半のベンダーは無料ソフトウェアを商用利用向けにライセンスしていないため、企業はウイルス対策に料金を支払う必要があるだろう。組織向けの優れたウイルス対策ソフトウェアソリューションをいくつか紹介する。
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WiFi 6ルーター
WiFi 6はWiFiの最新世代であり、接続速度の向上、一度に接続できるデバイス数の増加、複数のデバイスを使う家庭や企業における遅延の低減を目的に作られている。WiFi 5ルーターは、接続を試みるデバイスが多すぎると過負荷になり、ネットワークセキュリティが損なわれる可能性があった。WiFi 6ルーターならこの問題を緩和し、攻撃者が接続要求をルーターに大量送信するのを防ぐことで、より優れたインターネットセキュリティスイートを実現できる。
WiFi 6を利用するにはWiFi 6対応ルーターが必要だ。また、ここ数年の間にデバイス(ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなど)をアップグレードしていないなら、新しいデバイスの購入を検討し始めてもよいだろう。朗報なのは、新しいデバイスは標準でWiFi 6に対応しているはずなので、利用のために特別なことをする必要がない点だ。WiFiルーターには強力なセキュリティ機能も搭載されており、無料のものもあれば追加料金がかかるものもある。しかし、十分に保護されたデバイスとネットワークを組み合わせるメリットは大きい。
WiFi 6ルーターの主な機能
WiFi 6ルーターには次の機能が備わっているべきだ。
- マルチユーザー・マルチ入力・マルチ出力(MU-MIMO)
- 直交周波数分割多元接続(OFDMA)
- ターゲットウェイクタイム
- WPA3セキュリティプロトコル
- 通信範囲の拡張
- 空間ストリーム数の増加
最高のWiFi 6ルーター
家庭と企業の双方に適した、最高のWiFi 6ルーターを紹介する。
- TP-Link Archer AX50
- Asus RT-AX86U
- Netgear Nighthawk RAXE500
- Netgear Orbi Wi-Fi 6E
- Gryphon AX Mesh System
- Eero Pro 6
- TP-Link Deco X20
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仮想プライベートネットワーク(VPN)
仮想プライベートネットワーク(VPN)は、公開インターネット接続(つまり、スターバックスで利用できるような接続)を利用し、IPアドレスを隠してブラウジング中のプライバシーを守る。接続を暗号化して個人情報を保護し、セッションハイジャックを防ぐため、安全なWiFi接続よりも高いプライバシーを確保できる。別の場所からブラウジングしているように見せるためにVPNを使うこともあり、別の国で配信されているNetflixの番組を視聴したり、会社の本社にあるファイルに安全にアクセスしたりできる。VPNのあまり推奨されない用途には、権威主義国家で規制されたサイトにアクセスしたり、違法行為を隠したりすることも含まれる。VPNは閲覧履歴、所在地、IPアドレス、使用中のデバイスの種類、Web上の活動を隠すことができる。
VPNの主な機能
VPNを選ぶ際は、次の機能を確認しよう。
- 暗号化
- 選択可能な複数のサーバー所在地
- 安全なプロトコル(WireGuard、OpenVPN、IKEv2/IPSecなど)
- モバイルアプリ
- DNSリーク保護
- キルスイッチ
- ノーログポリシー
消費者向け最高のVPN
ブラウジングのプライバシーを高めたり、別の地域のコンテンツを見つけたりしたい消費者は、次のVPNを検討するとよい。
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企業向け最高のVPN
最大限のセキュリティとプライバシーを実現するVPNを検討している企業は、次のVPNを確認するとよい。
- Check Point’s SASE
- NordLayer
- Twingate
- CyberGhost
- Encrypt.me
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パスワードマネージャー

パスワードマネージャーは、ユーザーが所有する各アカウント用に多様で安全なパスワードを作成できるようにすることで、インターネットセキュリティを向上させる。ユーザーは、オンラインのWebサイトとローカルアプリケーションの両方のパスワードを保存、生成、編集できる。パスワードマネージャーはファイルを暗号化されたデータベースに保存するため、認証されたユーザー以外が認証情報にアクセスするのを防げる。ユーザーは1つの「マスターパスワード」でデータベースにアクセスでき、数十個、数百個のパスワードではなく、1つだけ覚えればよい。大半のパスワードマネージャーでは、ボタンをクリックするだけで認証情報を入力できる
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パスワードマネージャーの主な機能
パスワードマネージャーには、次の機能が備わっているべきだ。
- 暗号化
- パスワード生成機能
- 多要素認証
- デバイスの自動同期
- パスワードの保存と自動入力
- クレジットカード情報の保存
- 共有オプション
消費者向け最高のパスワードマネージャー
個人利用に適した、市場で最高のパスワードマネージャーをいくつか紹介する。
企業向け最高のパスワードマネージャー
データを安全に保ちたい企業は、従業員に次のいずれかのパスワードマネージャーを提供するとよい。
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メールセキュリティソフトウェア
フィッシングは消費者と企業の双方にとって大きな問題であり、多くのフィッシング攻撃はメール経由で行われる。攻撃者は、安全な相手からのメールに見せかけたマルウェアを送信することもある。実際、悪意のあるファイルの約81%がメール経由で送られてきた。メールアカウントには保護機能が組み込まれているものもあるが、スパムフィルタリング、ランサムウェア対策、スパイウェア対策、暗号化など、追加のセキュリティ層が必要になる場合もある。メールセキュリティソリューションは、既知のフィッシング攻撃やマルウェアが受信トレイに到達するのを防ぐとともに、新たな脅威を示す可能性のある異常がないかメールトラフィックを監視する。企業には、従業員が送受信するメールを監視し、スパムトラフィックをブロックする安全なメールゲートウェイも必要になる場合がある。
メールセキュリティソフトウェアの主な機能
選択するメールセキュリティソフトウェアには、次の機能のすべて、または大半が含まれているべきだ。
- スパムフィルター
- ウイルス対策
- 暗号化
- コンテンツフィルタリング
- アカウント乗っ取り防止
- 添付ファイルの無害化
- サンドボックス
企業向け最高のメール保護
ユーザーレビューに基づく、最高のメールセキュリティツールを紹介する。
- Proofpoint Email Protection Suite
- ESET Endpoint Security
- SpamTitan
- AVG Internet Security Business Edition
- Avanan
Webアプリケーションファイアウォール(WAF)
Webアプリケーションファイアウォール(WAF)は、ブラウザーベースのアプリケーションとユーザーの間に位置する追加の保護層だ。大半のファイアウォールはネットワークセキュリティソリューションであるのに対し、WAFはアプリケーション層で機能する。WAFはトラフィックをスキャンしてマルウェアを特定し、攻撃者がアプリケーションにコードを注入するのを防ぐ。WAFは、組織が許可するトラフィックと許可しないトラフィックについて定めたカスタムルールまたはポリシーに基づいて動作する。ファイアウォールは、そのルールセットに該当するトラフィックを許可し、該当しないトラフィックをブロックする。WAFはトラフィックを迅速にフィルタリングし、各パケットを許可するかどうかを判断できなければならない。特に、攻撃者がDDoS攻撃を仕掛けようとしている場合はなおさらだ。
Webアプリケーションファイアウォールの主な機能
Webアプリケーションファイアウォールには、少なくとも次の機能が含まれているべきだ。
- OWASP Top 10対策
- PCI DSS準拠
- 一元管理ダッシュボード
- カスタマイズ可能なルールセット
- ホワイトリスト/ブラックリスト(許可リスト/拒否リストとも呼ばれる)
- アプリケーションの脆弱性防止
- リアルタイム監視
最高のWAF
堅牢なWAFを探している企業は、次の選択肢を検討するとよい。
- Prophaze Web Application Firewall
- AppTrana Managed Web Application Firewall
- Akamai Kona Site Defender
- Cloudflare WAF
- Barracuda WAF
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ボット管理ソフトウェア

組織がインターネットセキュリティスイートに関して直面する最も新しい問題の1つが、悪質なボットだ。悪質なボットは、人間が反応するよりもはるかに速くブルートフォース攻撃を実行できるが、ボット管理ツールを使えば、そもそも攻撃をブロックできる。ボット管理ソフトウェアは、挙動分析によってボットと人間のトラフィックを区別し、さらにボットの送信元を調べて悪意があるかどうかを判断する。例えば、GoogleのクローラーボットにはWebサイトを調査させる一方、まったく新しいIPアドレスから来たように見えるボットは、悪意のある可能性が高いためブロックできる。
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ボット管理の主な機能
悪質なボットを効果的にブロックするには、ボット管理ソフトウェアに次の主な機能が備わっているべきだ。
最高のボット管理ツール
現在利用できる最高のボット管理ツールをいくつか紹介する。
- DataDome
- Kasada
- PerimeterX Bot Defender
- Arkose Labs
- Check Point Anti-Bot
企業と消費者はインターネットセキュリティソフトウェアをどう利用するのか?
企業と消費者はともに、マルウェアや盗難、ランサムウェアから個人データや機密データを守るため、オンラインセキュリティを自ら管理する必要がある。消費者は、デバイスにウイルス対策を追加し、パスワードを安全に保管して簡単にアクセスできるよう、パスワードマネージャーを利用するとよい。また、まだ導入していない場合は、VPNとWiFi 6ルーターの追加も検討すべきだ。企業にもこれらすべての保護が必要だが、Webサイトを守るため、メールセキュリティソフトウェア、WAF、ボット管理ツールも追加すべきである。企業には、自社のデータだけでなく顧客も保護する責任があり、最高のインターネットセキュリティソフトウェアがその実現に役立つ。





